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岡谷:宮坂製糸所(前編)

13日の事。
民芸を学ぶ会で、岡谷市にある宮坂製糸所を見学して来ました。

現在製糸所は、群馬の碓氷製糸、山形の松岡製糸、長野に松沢製糸、そして宮坂製糸の
4軒。

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(画像は繭蔵)

宮坂製糸は、昭和3年創業、明治から昭和にかけて使われていた諏訪式繰糸機や、
上州式繰糸機を現在でも稼働させている日本で唯一の製糸工場です。
(諏訪式や上州式の手法は、世界では殆ど行っていません。)

■上州式繰糸機■ 主に紬の素材として出荷
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中国から伝来し、日本で改良し、江戸時代後期から使われた手法。
通常は玉繭(2頭の蚕がたまたま一緒に繭を作ってしまったもので、2本の糸が
絡み合い、普通の生糸としては活用出来ない、主に紬糸になる)を用い、節の
ある玉糸を作る。撚りかけが少ないので手作りの良さを出す一因となる。

■諏訪式繰糸機■ 主に和装用として出荷
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中国からヨーロッパに伝わり、さらに日本に到来した手法。
フランス政府やイタリア(民間)の繰糸機をもとに、明治初年に岡谷で開発。
柔らかい風合いが特徴。

以前に松本歴史の里で、諏訪式は体験しました◎

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■攪拌繰糸機■ 普通の繭だけで節糸をつくり、紬やあしぎぬの原始製造
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洗濯機のドラムのような槽に繭を入れ、その槽がコンピューター制御することに
よって周期的、またはランダムに回転する。よって節の大きさや量を調整する
ことができる。

■再繰■ 繰糸した糸を別の枠に巻きなおす
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100mサンプルを取る機械。回転数でピタッと止まり、適宜な長さから太さを
導き出す。
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つづく

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.23 2012
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2010春に埼玉から信州は安曇野へお嫁に来ました。田舎へ順応していく日々を更新しています。

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